📚教育参考のみ — 医療アドバイスではありません。
升麻葛根湯
太平惠民和劑局方湯劑
出典に基づく教育参考
出典
太平惠民和劑局方
組成
升麻 芍薬 甘草(炙)各十両 葛根十五両。
用法
上を粗末とする。毎回三銭(9g)を服し、水一盏半を用い、煎じて一中盏を取る。滓を去り、やや熱いうちに服し、時を拘らず、一日二、三回。病気が去り、身が清凉となるを度とする(現代用法:湯剤とし、水煎服、用量は原方の比例に従い適宜減ずる)。
剤型
湯劑
功用
肌を解し疹を透す。
伝統的主治
1.陽明の傷寒中風を治し、頭痛身痛、発熱悪寒、無汗、口渇、目痛、鼻乾で臥すを得ず。
2.麻疹が未だ発せず或いは発しても透せず、症として発熱悪風、頭痛体疼、噴嚏、咳嗽、目赤流涙、口渇、舌紅苔乾、脈浮数を見る。
加減
小児の麻疹・水痘:薄荷6、蝉退1.5、牛蒡子10、桔梗6、紫草12を加える。
-- 風寒が表を襲い透発できず、兼ねて悪寒、無汗、鼻塞、清涕を流し、苔薄白などの症を見る:防風10、荊芥10を加える。
-- 肺炎喘咳:麻杏甘石湯を合わす。
注意
傷寒で未だ陽明に入らざる者は服す勿れ。恐らくは反って表邪を引きて陽明に入らしむ。もし麻疹が既に透せば、或いは疹毒が内陥して気急にして粗く、喘息して肩を抬げ、鼻翼が煽動する者を見れば、則ち当に禁用すべきである。