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薯蕷丸

金匱要略湯劑
出典に基づく教育参考
出典
金匱要略
原文
虚労の諸不足、風気百疾には、薯蕷丸がこれを主治する。(『金匱要略』)
組成
薯蕷三十分、当帰・桂枝・麹・乾地黄・豆黄巻各十分、甘草二十八分、人参七分、川芎・芍薬・白朮・麦門冬・杏仁各六分、柴胡・桔梗・茯苓各五分、阿膠七分、乾姜三分、白斂二分、防風六分、大棗百枚。上の二十一味、これを末とし、煉蜜を以て和し丸とし弾子の大さとす。空腹に酒にて一丸を服す。百丸を一剤とす。(傷寒雑病論)
用法
水1500mlを以て、煮沸後、文火に調えて更に40分煎じ、湯液400mlを取る。更に水800mlほどを加え、文火にて更に30分煎じる。また湯液200mlを取り、前の400mlと混合し、湯液600mlを得、4回に分け2日間温服する。また原書の用量に従って蜜丸や膏滋薬として長期服用してもよい。
剤型
湯劑
功用
補気養血、疏風散邪。
伝統的主治
虚労により気血ともに虚し、陰陽が失調し、外に風邪を兼ね、頭暈・目花、痩せて乏力、心悸・気短、飲食を思わず、骨節の疼痛、微かに寒熱がある。
注意
本薬の作用は比較的緩やかで、丸薬として作製し、慢性病患者の体質調整に用いることができる。