中医学の文化・文献の教育参考です。医療上のアドバイスではありません。
ホーム › 処方 › 四逆散
📚教育参考のみ — 医療アドバイスではありません。

四逆散

傷寒論湯劑
出典に基づく教育参考
出典
傷寒論
原文
少陰病、四逆、其の人 或いは咳し、或いは悸し、或いは小便不利、或いは腹中痛み、或いは泄利下重する者は、四逆散之を主る。(《傷寒論》)
組成
柴胡、芍薬、枳実、甘草 各十分。上四味、各十分、搗篩す。白飲和して方寸匕を服し、日三服。(傷寒雑病論)
用法
上四味、搗篩し、白飲和して方寸匕を服し、日三服(現代用法:上述の用量に依り水煎し、六碗の水を二碗に煮成し、食後に各一碗を温服する。或いは上述の比例に依り生薬粉と為し、毎回4-6gを服し、温開水にて送服する)。
剤型
湯劑
功用
邪を透し鬱を解し、肝を疏し脾を理する。
伝統的主治
胆石による脇肋疼痛。
加減
陽虚の者には、舌質が白淡で胖大、歯痕あり苔水滑:炮附子:10、乾姜:10を加える。 -- 胆石症、大便が白色:金銭草:30、海金沙:10、鬱金:10、炒鶏内金:10を加える。 -- 脇肋疼痛:酢香附:10、鬱金:10、酢延胡索:10を加える。 -- 肝胆疾患:茵陳蒿:20、鬱金:10、丹参:30を加える。 -- 咽喉の異物感、腹脹:半夏厚朴湯を合方する。 -- 陽痿、早泄:竜骨:15、牡蛎:15を加える。
注意
顔色が惨白で、精神が萎靡し、脈が沈の者は慎重に用いる。