📚教育参考のみ — 医療アドバイスではありません。
薏苡附子敗醤散
金匱要略湯劑
出典に基づく教育参考
出典
金匱要略
原文
-- 腸癰の為の病、其の身甲錯、腹皮急、之を按ずれば濡、腫状の如く、腹に積聚無く、身に熱無く、脈数、此れ腸内に癰膿有るなり、薏苡附子敗醤散之を主る。(『金匱要略』)
組成
薏苡六十分 附子二分 敗醤五分 右三味、杵きて末とし、方寸匕を取り、水二升を以て、煎じて半に減じ、頓服。(小盒飯下)(傷寒雑病論)
用法
上二味を末と為し、一日三回に分服。或いは細かく剉り、水二合五勺を以て、一合を煎じ、滓を去り、三回に分けて温服。
剤型
湯劑
功用
排膿消癰、温陽散結。
伝統的主治
腸癰内已に膿と成る証、肌膚甲錯、身に熱無く、腹皮急にして右下腹脹満、之を按ずれば濡軟、脈数等。亦た卵巣嚢腫に応用可し。
加減
骨盤炎、骨盤膿腫:桂枝茯苓丸を合す。
-- 腹膜炎:白花蛇舌草:15、紫花地丁:10を加える。
注意
腸癰症に高熱、脈緊、痛甚だしく便秘する者見れば忌服。