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桂枝加竜骨牡蛎湯

金匱要略湯劑
出典に基づく教育参考
出典
金匱要略
原文
-- それ失精の家、小腹弦急し、陰頭寒く、目眩し、髪落ち、脈極めて虚芤遅なるは、清穀・亡血・失精のためである。脈に諸の芤動微緊を得れば、男子は失精し、女子は夢交す、桂枝加竜骨牡蛎湯之を主る。(『金匱要略』)
組成
桂枝三両、芍薬三両、甘草二両、生姜三両、大棗十二枚、竜骨三両、牡蛎三両。上七味、水七升を以て、煮て三升を取り、分温三服。(傷寒雑病論)
用法
九碗の水で三碗に煮る。桂枝は後下し、ただ15分煮る。食前に各々一碗を温服する。
剤型
湯劑
功用
陰陽を調補し、気を固め精を渋る。
伝統的主治
虚労にして陰陽両虚し、夜夢に遺精し、少腹弦急し、陰頭寒く、目眩し髪落ち、脈象極めて虚芤遅、あるいは芤動微緊、また下焦虚寒、少腹拘急、臍下動悸の遺尿証を治す。
加減
月経が淋漓として止まず、陽虚が厳重、舌質白淡胖大にして歯痕あり苔水滑:炮附子を加える:10。
注意
肥満の人、あるいは発熱悪寒して汗なき者、あるいは発熱・煩躁・口渴引飲・舌紅・苔乾あるいは黄膩の者には、当に忌用あるいは慎用すべし。