📚教育参考のみ — 医療アドバイスではありません。
桂枝加竜骨牡蛎湯
金匱要略湯劑
出典に基づく教育参考
出典
金匱要略
原文
-- 夫れ失精の家、小腹弦急し、陰頭寒く、目眩み、髪落ち、脈極めて虚芤遅なるは、清穀、亡血、失精の為なり。脈諸の芤動微緊を得るは、男子失精し、女子夢交する、桂枝加竜骨牡蛎湯之を主る。(『金匱要略』)
組成
桂枝三両、芍薬三両、甘草二両、生姜三両、大棗十二枚、竜骨三両、牡蛎三両。右七味、水七升を以て、煮て三升を取り、分けて温三服す。(傷寒雑病論)
用法
九碗の水で三碗に煮る。桂枝は後下で15分のみ煮る。食前に各々温服一碗。
剤型
湯劑
功用
陰陽を調補し、気を固め精を渋る。
伝統的主治
虚労にして陰陽両虚、夜夢に遺精し、少腹弦急し、陰頭寒く、目眩み髪落ち、脈象極めて虚芤遅、或いは芤動微緊、亦た下焦虚寒、少腹拘急、臍下動悸の遺尿証を治す。
加減
月経淋漓止まず、陽虚厳重、舌質白淡胖大にして歯痕有り苔水滑:炮附子を加う:10。
注意
肥満の人、或いは発熱悪寒して汗無き者、或いは発熱、煩躁、口渇して飲を引き、舌紅、苔乾或いは黄膩なる者には、当に忌用或いは慎用すべし。