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薏苡附子敗醤散

金匱要略湯劑
出典に基づく教育参考
出典
金匱要略
原文
-- 腸癰の病たる、其身甲錯し、腹皮急にして、之を按ずるに濡、腫状の如く、腹に積聚なく、身に熱なく、脈数なるは、これ腸内に癰膿あるなり、薏苡附子敗醤散之を主る。(『金匱要略』)
組成
薏苡六十分 附子二分 敗醤五分 右三味、杵きて末とし、方寸匕を取り、水二升を以て、煎じて半に減じ、頓服す。(小盒飯下)(傷寒雑病論)
用法
上二味を末とし、一日三回に分けて服す。あるいは細かく銼り、水二合五勺を以て、一合を煎じ、滓を去り、三回に分けて温服す。
剤型
湯劑
功用
排膿消癰し、陽を温め結を散ず。
伝統的主治
腸癰が内にすでに膿を成した証で、肌膚甲錯し、身に熱なく、腹皮急で右下腹部が脹満し、之を按ずるに濡軟、脈数など。卵巣嚢腫にも応用できる。
加減
骨盤炎、骨盤膿瘍:桂枝茯苓丸を合方する。 -- 腹膜炎:白花蛇舌草:15、紫花地丁:10を加える。
注意
腸癰で高熱、脈緊、痛み甚だしく便秘の者は忌服。