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己椒藶黄丸

金匱要略湯劑
出典に基づく教育参考
出典
金匱要略
原文
腹満し、口舌乾燥するは、これ腸間に水気あるなり、己椒藶黄丸之を主る。(《金匱要略》)
組成
防己 椒目 葶藶(熬)大黄 各一両 右四味、之を末にし、蜜丸梧子の大と為し、先ず食に飲服一丸、日三服、稍や増す、口中に津液あり。渇する者は芒硝半両を加う。(傷寒雑病論)
用法
上を細末とし、蜂蜜および米糊で丸とし、1回4克ばかり、1日3回服用する、煎剤に改めることもでき、用量は原方の比例に従い適宜定める。稍や増す 尾台氏曰く:「稍増」の上に「不知」の二字が脱していると疑う、この説は是なり、口中に津液あり、渇する者は芒硝半両を加う。
剤型
湯劑
功用
水飲を攻逐する。
伝統的主治
水飲が停積し、腸道に走り、漉漉として声あり、腹満便秘し、口舌乾燥し、脈沈弦。
注意
脾胃虚弱で水飲内停の者には、慎んで用いるべきであり、「虚虚」の戒めを犯してはならない。攻下逐水の法を用いるのは、暫くは可なるも久しくは不可であり、攻逐が過度となるのを免れ、正気を損傷しないようにする。