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黄連湯

傷寒論湯劑
出典に基づく教育参考
出典
傷寒論
原文
傷寒、胸中に熱あり、胃中に邪気あり、腹中痛み、嘔吐せんとする者は、黄連湯がこれを主る。(『傷寒論』)
組成
黄連三両、甘草三両(炙)、乾姜三両、桂枝三両(去皮)、人参二両、半夏半升(洗)、大棗十二枚(擘)。右七味を、水一斗で煮て六升を取り、滓を去り、温服。昼三夜二。(傷寒雑病論)
用法
九碗の水で三碗に煮詰め、桂枝は後下で15分だけ煮る。食後にそれぞれ温服一碗。
剤型
湯劑
功用
寒熱を並調し、和胃降逆。
伝統的主治
傷寒、胸中に熱あり、胃中に邪気あり、腹中痛み、嘔吐せんとし、胸中煩悶、あるいは腸鳴泄瀉、舌苔白膩、脈弦。
加減
便秘:大黄6を加える。 -- 水瀉下痢:茯苓15を加える。 -- 痢疾、腹痛・便に膿血:木香6、白芍15、黄芩15を加える。
注意
本方の治すところは上熱下寒による嘔吐・腹痛のみである。もし気滞や食積などの原因によるものであれば、本方を用いるべきではない。